ここ最近増加傾向にある「第二新卒歓迎」の求人ですが、第二新卒であれば誰もが転職に成功しているわけではありません。

第二新卒としての転職がうまくいく人といかない人にはどんな違いがあるのでしょうか?そのポイントを比較・確認してみましょう。 

 

第二新卒での転職成功のカギは「退職理由」にある

まずは実際に第二新卒で転職した2人を紹介し比較したいと思います。  

 

第二新卒での転職に成功したAさん

Aさんは新卒時、企画や広報に関わる仕事がしたいと考え、就職活動を行いました。そして希望通り大手出版社から内定をもらい、入社。

しかし、採用面接では企画の仕事がしたいとアピールしたものの、総務部に配属されてしまいます。  

いつかは異動で希望の部署に行けるかもしれないと思いながら仕事をしますが、自分がやりたい仕事をしている同期を見ては、うらやましさや悔しさを感じていました。

そして、同じように希望の仕事ができないまま年数を重ねている先輩の話を聞き、第二新卒としての転職を決めます。  

転職活動では、総務として働きながらも自社の企画に興味を持ち、常に「自分であればこうする」と考え続けていたことを具体的に説明。

プライベートでブログを運営し、情報発信をしていたことなども自己PRに盛り込み、企画職への熱意をアピールしました。

転職先はWEBの編集プロダクションに決まり、仕事は残業もありハードですが、「本当に自分のやりたい仕事」ができる環境に満足しています。  

 

第二新卒での転職に失敗したBさん

大学卒業後、不動産関係の営業として働いていたBさんは、ノルマの厳しさに疲れ、転職を決意しました。

新卒時の就職活動では給与と会社規模の大きさにひかれて面接を受け、内定をもらった会社に入社しましたが、転職の時にはその2つにはこだわらず、ノルマのない仕事を探しました。  

Bさんは希望通りに事務職として転職を果たしましたが、転職先は人手が少なく、毎日残業続きです。

転職してノルマからは逃れることができましたが、仕事のやりがいは感じられず、「これだったら給料が高い前の方がマシだった」と転職を後悔する日々を送っています。  

 

成功と失敗の比較-退職理由-

AさんとBさんを比較すると、その退職理由に大きなちがいがあります。

Aさんの場合、「やりたい仕事がしたいから」というポジティブな理由に対し、Bさんは「とにかくノルマから逃げたい」というネガティブな理由しかありません。  

もちろん、退職を希望するきっかけは「人間関係がつらい」「待遇が悪い」など、ネガティブなものも多いです。

ですが、それだけを理由に退職を進めてしまうと、第二新卒の転職活動はうまくいきません。今抱えている不満は、あなたの本当の希望を知る手がかりになるのです。

その不満をもっと掘り下げてポジティブな退職理由に変えてしまいましょう。  

Bさんも「ノルマが嫌だ」という不満についてもっと考え、「ノルマは嫌だが営業自体は好きなのか」「営業が嫌であればどんなところが嫌なのか」「嫌な中でも少しでも楽しかったことはあるか」などと自問自答を繰り返していけば、自分が何を求めているか知ることができたかもしれません。  

そうすれば「ノルマがない仕事」という消去法の選択ではなく、「ほんとうにやりたい仕事」を目指した転職活動ができたはずです。

あなたがもし「〇〇な仕事だけはしたくない」という理由だけで転職活動をはじめようとしているのなら、まずはその不満について徹底的に考えることからはじめてみてください。  

 

労働条件、待遇の比較はしっかり行おう!

今は新卒で就職した人の3割近くが3年以内で退職すると言われています。

退職理由に多いのは、以下の理由です。

  • 労働時間、休日等の労働条件が悪かった
  • 給料等収入が少なかった  

 

第二新卒で転職を考えている方の中には、がんばって就職活動をした結果、入社した会社がブラック企業だったという方も多いでしょう。

転職先で同じことを繰り返さないためには、労働条件や待遇について綿密に確認する必要があります。  

ここを怠って、第二新卒の大量募集に安易に転職をしてしまうと、ブラック企業からブラック企業に転職し、またすぐに退職するという負のループにはまってしまうことになりかねません。

第二新卒の転職を失敗させないためには、応募要項や企業HPをチェックするのはもちろんのこと、ネットなどを利用して実際に働いていた人の意見も聞けるといいですね。  

面接時に、面接官に確認するのも一つの方法ですが、あまり根掘り葉掘り聞くのも、印象が悪くなるのではないかと心配になってしまうかと思います。

そんな時には、転職エージェントを利用して、担当者を通して確認するのがおすすめです。  

 

第二新卒だった私の退職理由!

私は第一志望で入社した企業を1年半年で退職しています。そして、第二新卒として転職活動を経験しています。

こんな人もいるんだなぁってぐらいで読んでいただければ・・・。

私は職種別採用で技術職で採用されましたが、レストランの店長候補として配属されてしまいました。 もちろん私が望んだわけではありません。  

入社当時からいきなり社会の洗礼をあびてしまったわけです。それでは、第二新卒になっても構わないので辞めようって 思ったのは次のような理由からです。その前に・・・ こんな会社(仕事)最悪って思ったのはこんなところです。

  • 就職活動時、するはずないって思ってた仕事だったから (自分の価値観とは全く異なる仕事だった)
  • 一応農学部出身だぁ~。4年間が無駄じゃんって思った
  • レストランの接客は誰でもできる仕事(修行には良い)
  • 勤務時間短くて12時間。長くて15時間以上
  • 掃除ばっかし、徹夜で掃除♪
  • 自分の将来を想像すると「ゾッ」とした。
  • お盆休み、年末年始、その他連休では休めない。同級生との集まりにも参加できず。

きりがないのでこれぐらいにしときます。こんな風に思いつつもなかなか退職に踏み切れませんでした。「人事異動がないかなぁ~」とか「辞めて転職先あるんかなぁ」って思ってました。

 

管理人が第二新卒覚悟で転職に踏み切った理由

なぜ退職に踏み切ったかというと・・・  

  • お金もたまったし、学校なりに行って専門知識が養える状況だったから
  • 入社1年ぐらいで接客部門の責任者に抜擢されており、それなりに人に言える職務経歴があったから。

こういった理由もありましたが、一番の理由は人事異動が受け入れてもらえなかったからです。この会社の採用試験は職種別でした。

しかし、配属数日前に入社1年目は勉強期間だから希望部署じゃなくても我慢してくださいと言われレストランのホールに配属されました。 そして 、1年後に希望を受け入れますと説明がありました。  

この時は1年は仕方がないかなって思ってたんですが、これが悲劇の始まりです。 そして1年後、次のようなことがありました。これは、私と課長とのやりとりです。  

「1年間やってきましたが、やはり今の仕事はしたい仕事ではないので○○○部、そこが無理なら△△△部に次の人事異動で異動させていただけませんか?

上司
「○○○部は人員足りてるし、△△△部はあなたのスキルじゃ通用しないよ。
だからもうちょっと今のところでがんばってくれよ。もし、空きが出たら君を優先させるから」

「それでしたら、どの程度のスキルがあれば通用するのか確認してもらってよろしいですか?」

という会話の数日後、同期がなんと私の希望部署の△△△部に異動というではありませんか。

一応弁解しときますと、△△△の知識では私の方がかなり上!!っていうか その同期に尋ねたら、 「△△△なんかさわったこともないっ」て言ってました。

この時点で私の眉間はピクピク!あの上司めぇ!!っていうことでその上司を問い詰めると、  

「あいつは接客向いてないんよ。見とって辛そうやったし。その点君は・・・・」

企業としてはこれが正しい人事かもしれません。適材適所っていいますからね。

なんにせよ、私にとってはこの事件?がいいきっかけになりました。ここの会社にいても希望の仕事はできないなぁ~と分かったんですからね。  

 

退職15年後・・第二新卒での転職について思うこと

当時(2003年頃)の状況は今でもよく覚えておりますが、この時に、転職を決意した事は人生の大きなターニングポイントでした。

当時の会社には約1年半在籍しておりましたが、今思っても、この1年半は人生でワースト3に入る期間でした。ただ、最悪を経験する事で、その後、前へ進もうとする力は通常以上に発揮されたように思います。  

今の仕事は製薬企業であり、言ってしまえば普通の労働環境です。普通の会社ですから、多少、無理難題を言われても、たかがしれています。前の会社の通常営業の方がよっぽど辛い事の方が多かったです。  

よく管理職向けに言われるので、少し意味合いが違うかもしれませんが、「ゆでガエル理論」というものがあります。

熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねますが、徐々に熱していくとその水温に慣れていき、そして熱湯になったときには、もはや跳躍する力を失い飛び上がることができずにゆで上がってしまうというのです。  

新卒から、今の会社にいたら同じような状態になっていたかもしれません。しかし、最初に最悪を経験したからこそ、今の状態はぬるい!もっと頑張らないと!と思える自分が必ずいます。これがあるから、向上心をもって日々過ごせていると思っています。  

WEBページを運営していながら、本業以外のスキルアップを目指しているのもその1つですし、キャリアカウンセラーの学校へ行ったり、NPO法人にも参加したりと色々チャレンジする習慣も身につきました。  

当時は自分の選択を後悔していましたが、今の自分があるのは明らかに新卒で入社した会社を1年半経験したからと断言できます。

だから、もし、今の会社で悩んで苦しんでいる方がいたら、「この経験を糧にしてステップアップしてやる!」という気持ちを持って欲しいです。

決して腐ってはいけません。若ければ取り返しはつくものです。おじさんだって頑張れば色んな未来が開けるのですから。  

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