ITエンジニアなら、技術を磨き、それを認められて働きたいものです。
しかし、たくさんあるIT企業のうち、どのような企業があなたの技術を買ってくれるか分かりませんよね。
そこで、ITエンジニアが、技術を究めるスペシャリストになるための転職エージェント選びについて紹介します。
Contents
ITエンジニアにおすすめの転職エージェント(人材紹介会社)
IT系の求人を扱っていない転職サイト・エージェントはほとんどありません。
大手エージェントならば、IT系専任のキャリアアドバイザーを配置しているのがほとんどです。
自分の状況を確実に理解してもらうには、業界に詳しいキャリアアドバイザーに担当してもらうのが確実。
よって、「 IT系に強い!」とPRしている転職サイト・エージェント(人材紹介会社)を積極的に利用しましょう。
IT系を得意としているところは多く、どこのエージェント(人材紹介会社)を選べば 良いか迷うかもしれませんが、以下に紹介するエージェント(人材紹介会社)なら比較的求人も多く、マッチする求人が見つかるでしょう。
type転職エージェントは見るからにIT系に力を入れている
東京
関東に特化しているので、利用できる求職者は限定されますが、東京近郊の方は是非候補に入れて下さい。転職者視点の親身な対応に加え、IT系の転職に非常に前向きです。
以下、各職種の特集ページとなりますが、IT系、WEB系、社内SEの3項目を別々に特集しています。 ”IT・WEB系” のようにひとくくりにしているところがほとんどですので、type転職エージェントのやる気が伝わります。
ワークポートは元々IT・WEB系の転職エージェント
横浜・名古屋・福岡・大阪
ワークポートは、もともとIT/WEB系のエージェント(人材紹介会社)でしたが、最近はその他業種も取り扱いを始めました。
IT/WEB系の求人数も豊富ですので、チェックしておきたいですね。IT/WEB系のコンサルタントも多く、ノウハウも豊富です。
その他のおすすめ
リクルートエージェントは、求人数も多く、さらにIT系の転職支援は重点領域の1つようです。登録してない人は要チェックです。
パソナキャリアは、エージェント(人材紹介会社)としては知名度も実績も豊富です。IT系の実績も豊富で、登録拠点も多いので利用しやすい人材紹介会社だと思います。
IT系技術者がおすすめする転職サイト
転職エージェント(人材紹介会社)を利用するデメリットとして、必ずキャリアアドバイザーを通す必要があります。
自分の判断でどんどん応募したい方は、転職サイトを利用しましょう。IT系の方はどこの転職サイトでも求人が見付かります。リクナビNEXTを中心に探しましょう。
リクナビNEXTをおすすめする口コミ
IT等ものづくりに関する求人数が他のサイトより多い。地域問わず求人数が他のサイトより多い。
公式サイト
typeをおすすめする口コミ
IT関連の業種が多い!
キャリアカーバーをおすすめする口コミ
条件の良い求人(主に待遇面など)が多数掲載されている
公式サイト
エン転職をおすすめする口コミ
とにかく掲載数が多いのと、サイト内での企業との連絡がとりやすいところです。
公式サイト
ITエンジニアのキャリアUPのポイント!転職するなら技術力が高まる企業へ
ITエンジニアと一口にいっても、その職種は多岐にわたります。
一般には、スペシャリストのプログラマーなどが思い浮かびますが、これ以外にもITSS標準では、セキュリティやデータベース、ネットワークなど、6つの分野をスペシャリストとして挙げています。
資格もこれに対応して、情報処理技術者試験の分野として、情報セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストなどの資格が整備されています。
ITエンジニアとしてステップアップするには、こうした技術を究められる企業への転職を目指す、ということになります。
技術を究めるための狙い目の企業
あなたが技術を究めるために転職した方が良い企業は、端的にいえば、「技術力がある会社」です。
技術力がある会社は、当然のことながら、優れた技術者を正当に評価し、働きやすい環境を考えています。特に、次の4つのタイプの企業が、「技術力のある会社」といえます。
①中規模以上の企業
企業規模が一定以上の企業では、任される仕事が専門分化されるため、エンジニアには、オールラウンドな能力よりスペシャリストとしての能力を求められる場面が増えてきます。
また、こうした企業は、単にコーディングをするだけの下請的発想より、システム全体を構想する専門性の高い知見が求められることが多くなります。
企業経営も安定しているところが多く、資格取得制度なども充実しているため、駆け出しのエンジニアにはおすすめしたい転職先です。
②技術に特化した企業
また、技術的に特化した強みを持っているところも理想です。
例えば、スマホアプリの開発に強い、IoTの開発案件が多いといった特徴のほかに、Javaに特化している、Linuxの関連に特化している、といった会社もあります。
ご自身で伸ばしたいスキルや開発分野が具体的にある場合は、それに見合った企業を探すという手もあるでしょう。
③自社サービスを展開している企業
また、動画配信サイトや地図情報検索サービス、旅行予約サイト運営など、自社で独自にサービスを展開し、社内に開発部隊を持っている会社も狙い目です。
こうした企業では、スキルの高いプログラマーを求め、純粋に技術のみで評価してくれる傾向があります。
腕に自信があるタイプのエンジニアにはおすすめしたい転職先です。
④経営者も技術者出身
これも一般にいえますが、エンジニア出身の経営者の場合、ご自身が技術に通じているというだけではなく、エンジニアが評価して欲しい微妙なポイントまで通じているという点で、働きやすさを求めたいスペシャリストにはおすすめしたい転職先のタイプです。
転職活動の進め方
それでは、実際にスペシャリスト志向のITエンジニアは、どのようにして転職すれば良いのでしょうか。そのハウツーを考えてみましょう。
転職活動の必勝パターン
転職活動の必勝パターンは、万人受けする方法ではなく、マニア受けする方法です。
「分かる人には分かる」「知る人ぞ知る」という視点で、転職書類を作成し(ただし、最低限のビジネス文書のマナーは守ります)、面接も技術の話だけで盛り上がろうという意気込みでのぞみましょう。
単に技術が好き、という言葉ではなく、熱量が伝わる内容にすることがポイントです。
転職サービスの有効活用
エンジニアの強い転職サイトの利用がおすすめです。こうしたサイトでは、職歴などもエンジニア向けに入力構成されており、PRしやすくなっており使い勝手が良いです。
また、転職エージェントに転職先の紹介を頼む場合も、大手のエージェントより、IT業界やWeb業界に特化したエージェントがおすすめです。
こうした転職エージェントは、現場部門の責任者とコネクションを構築しているところが多く、転職の必勝パターンが発揮しやすいところが多いです。
転職活動の注意点/ポイント
スペシャリストの転職活動で注意すべきポイントは、まず、転職サービスを活用する場合、人を介した情報のため、技術の理解力にばらつきがあります。
転職サイトでは掲載サイトの力量によりますし、転職エージェントもキャリアアドバイザーによってばらつきが出てきます。
現場部門と同じ理解力は期待せず、もっぱら転職サポートの充実度を求めた方が良いでしょう。
次に、転職活動でスペシャリストが見落としがちなポイントが、現場部門と面接した際に、開発環境がどうなっているかです。
てっきりMacが使える環境かと思ったら、Windows環境しかなく、PCを自前のものを持ち込むなどという話はよく聞きますので、確認が漏れることのないようにしましょう。
面接では技術的な面に集中してしまうので忘れられがちですが、待遇面の確認も怠らないようにしましょう。
特に駆け出しのエンジニアの場合は、技術を磨くためには、一定期間、安心して働ける環境で実績を積むことが重要です。技術的な面白さより、待遇面での安定性を重視することをおすすめします。
ITスキルは一生モノのスキル
全業界でIT化が進んだ昨今において、IT業界で「腕一本で食べていけるスキル」というのは、一生モノの財産といって良いでしょう。
スペシャリストになるというのは、簡単なことではありませんが、きちんとした環境でしっかり腕を磨けば、誰にでもチャンスは開かれています。