新卒で就職エージェントの利用は危険!仕組みとリスクを知ってから

就職エージェントは危険

リクナビ就職エージェント、マイナビ新卒紹介、doda新卒エージェント、type就活エージェント等、名称も様々ですが、これらサービスを利用するにはメリット・デメリット(リスク)をしっかり把握しておかないと、就職活動は失敗に終わります。

利用してみようと思う人は、このページをよく読んで下さい。そして、広告収入目当てのブログに騙されないで下さい。今のところ、大半のブログは広告収入目当てで学生視点ではありません。

目次

就職エージェントとは

紹介サービス、エージェント、非公開求人応募等のキーワードを含むサービスは次のような仕組みになっています。

STEP
各社のサービスに登録
STEP
面談を通じて、自己分析や応募書類のサポートを受ける
STEP
企業の紹介を受ける
STEP
応募する
STEP
内定
STEP
新卒エージェントは企業から報酬を受け取るため学生は無料

この仕組みは転職活動では一般的で、最近になり各社が新卒の就職でも参入を始めました。そして、一部の就職エージェントが広告収入を支払うようになり、一般のブログでも取り上げられるようになっています。

就職エージェントで広告が発生するのはまだまだ一部であり、おすすめされているのは、報酬が発生する一部の企業のみのケースが多いので気を付けて下さい。

就職エージェントの利用はリスクを把握してから!

就職サイトと就職エージェントとの大きな違い

サービスの内容も異なりますが、どこで費用が発生するかを覚えておきましょう。

就職サイト

  • サイトに掲載される時点で支払いが発生する
  • 自分で応募して選考を進める

エージェント

  • 学生が内定した時点で支払いが発生する
  • 紹介された企業に応募する

学生1人の入社で就職エージェントが得られる報酬は約100万円です

就職エージェントのメリット・デメリット

厳選してメリット・デメリットをまとめると次の通りになります。

メリット

  • 面談により自己分析の精度が上がる
  • 応募書類のレベルが上がる

デメリット

  • 応募出来るのは紹介された企業のみ
  • 担当次第では間違った方向に誘導される

就職エージェントに登録後、キャリアアドバイザーと面談します。面談の中で、キャリアアドバイザー側は学生の興味・関心、スキル、学生時代の経験などを聞き、どんな会社であれば紹介できるかを判断します。  

一方、学生側は悩みを相談することができます。「どんな業界が向いているのか」「就職活動をどのように進めれば良いのか」など自分の不安点を相談し、解消していくことで効率的な就職活動を進めることが出来きます。  

ここまで書くと、就職エージェントは良いサービスですよね。でも、しっかり読んだ人はもう理解出来ますよね?

就職エージェントで陥る最悪のパターン

STEP
カウンセリングにより学生はキャリアアドバイザーに依存する
STEP
キャリアアドバイザーは自社が保有している求人に応募するよう誘導する
STEP
内定後、キャリアアドバイザーに押し切られて内定を決意
STEP
就職エージェントは企業から報酬を得る
STEP
ミスマッチでも就職エージェントに責任はない

あくまでも最悪のケースです。次にベストケースを紹介します。

就職エージェントを利用して得られる最高の結果

STEP
カウンセリングによりしたい事が明確になり応募書類は洗練される
STEP
興味のある企業を紹介される。また攻略法のアドバイスを受ける
STEP
キャリアアドバイザーと二人三脚で無事内定取得
STEP
学生は希望の企業に入社でき、就職エージェントも収益が上がる

これが理想形です。おそらく、全ての就職エージェントはこうしたいはずです。でも、それが出来るのは、ごく一部の就職エージェントです。

各就職エージェントが保有している求人は限られており、その保有している求人に入社してもらわないと収益は上がりません。学生が希望する求人を保有していない場合にどうするか?という事になります。

キャリアアドバイザーもサラリーマンですから成績を上げなきゃお給料もらえません…どうなるかは分かりますね。

転職はOKで新卒には就活エージェントをおすすめしない理由

キャリアのある社会人がエージェントを利用するケースと、学生が利用するケースでは全くリスクが異なります。社会人は会社がどんなものかある程度は分かっています。理不尽も知っています。そして、その業界、職種について、一定の知識があります。例え、キャリアアドバイザーが誘導しようと思っても、そう簡単に誘導されません。

一方、社会人経験のない学生はどうでしょう?相手は人材サービスのプロです。そのプロから説明されたら納得してしまいませんか?この経験の差が、就職エージェントを利用する際のリスクの差となります。

アドバイザー

君の大学、学部ではこの仕事に就けないと思うよ。こっちの企業なら活躍出来るよ。

といった誘導を受け、したい仕事を諦める学生さんが出ない事を願います。

就職エージェントの利用に向いてる学生さんの特徴

就職エージェントを利用しても問題ないのは次のような学生さんです。自信のない方は警戒感を持って利用するようにしましょう。

就職エージェントを使っても安心の人
  • 自分でしたい仕事が決まっていて応募書類や面接技術を向上を目的として利用する
  • 希望しない企業は受けない
  • Noと言える

就職エージェントのサービスはすごく魅力的です。就職のプロが無料でサポートしてくれるんです。これほど心強い事はありません。でも、就職エージェントの顧客は企業です。悪意を持った言い方をすれば、学生の皆さんは商品に過ぎません。この意識を持つことが大切です。

ただし、転職分野でも実績のある場合、そのネットワークを使って大量の求人を保有している可能性が高いです。また、人材サービスに長年携わっている実績もあります。以下の就職エージェントならば比較的安心して利用出来るかと思います。

オファー型の就活サイトは効率的な活動が可能となる

就職エージェントにやや抵抗がありそうな方は、オファー型の就活サイトに注目してみて下さい。企業があなたの情報を見て、メッセージを送ってきます。中にはダイレクトメールのようなオファーも含まれますが、ミスマッチが生じにくく、自身の判断で応募が可能です。待ちの就職活動が可能ですので、就職サイトとの併用で効果的な就職活動が可能だと考えています。

現在、オファー型の就活サイトとして実績のある会社の1つはdodaキャンパスです。ベネッセと人材サービス大手のdodaが提携してサービス提供しています。dodaは転職市場ではリクルートに次ぐ業界2位で若手重視のサービスを提供しています。求人数も非常に多いのが特徴です。

就活生の約25%が利用しているとの事なので、チェックしておきたいサービスの1つです。なお、dodaキャンパスは広告費用が発生します。私の事が怪しいと思ったら自分の目で見て利用を判断して下さいね。

何事も自分で考えて決める!これが大切!

就職エージェントは危険

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