学部からフワッと志望業種を選んでない?年収が低い業界に要注意!

年収で業種選択

就職活動で業種を選ぶ際に、自分の学部やイメージから決めてませんか?根拠がある人は問題ありませんが、フワッと決めちゃってる人、どうせなら年収の高い業種を狙いましょう。

目次

働く理由はお金でしょ?

やりがいは大事だよ。でも、お金だって大事でしょ?

が私の持論です。やりたい事は職種でこだわったら達成されるケースも多い。どんな仕事をしたいか?次第なんだけど、例えば、営業志望の人はどこまで業種にこだわるか?って事です。

私も就職活動当時は業界毎の年収差はあまり気にしておらず、そこそこの大手企業なら出世したら給料は上がるでしょ?って安易に考えてました。これ、大きな間違いです。私は食品業界の大手企業に入社した後、製薬業界の中小企業に転職しましたが、年収は大幅UPで福利厚生も大きく改善しました。

出世で上がる年収は限定的。業界の水準が重要

業種毎の平均年収

以下、転職エージェントのdodaで公開されている業種毎の平均年収です。続きは、https://doda.jp/guide/heikin/から。

これ平均なので、管理職の年収差はもっと大きいという事です。

例:食品業界志望の場合

例えば、食品を営業したいと思ってる人、なぜ食品業界なのですか?

  • 食品は人々の生活に密接だから?
  • 食べるの好きだから?
  • 生きていくのに必要だから?

そんなに好きなら趣味で料理や食べ歩きでもしておけば良い。例えば年収2位の医薬品でも良いのではありませんか?医薬品業界でも、MR、医薬品原料、OTC医薬品など分野は色々です。OTC医薬品なら食品営業に近いかもしれませんよ。

ちなみに食品メーカーは、発表されているBEST50位以内にもランキングされてません。食品業界は人気ですが、イメージ先行で決めてしまうと、将来、給料が上がらず後悔するかもしれません。

転職する際にも同業界が有利

新卒で入社した業種で後悔した場合、異業種に転職も可能です。ただ、少し前までは好景気で売り手市場でしたが、コロナで状況は一変しました。不況下での転職は簡単ではありません。条件の良い求人も少なくなります。仮に不況で転職のハードルが上がった場合、異業種への転職も当然厳しくなります。企業だって、どうせ採用するなら同業種出身の方が即戦力になる事は分かっています。

時代は移り変わります。転職前提の就職活動はリスクが高い事を認識しよう。

将来の年収例を分析する方法

就職サイトに、先輩社員の年収例が記載されていたとしても信じ過ぎてはいけません。年収には色々な手当てが含まれます。また、どのような社員がモデルなのかも分かりません。

年収例=(毎月の給与 + 一律手当 + 残業代 + その他手当)×12ヶ月 + 賞与

詳細は転職サイトの年収例って信じていいの?給与との比較が大事!をご覧下さい。

もし、新卒の就活サイトに情報がない場合、転職サイトで求人を募集していないかチェックしてみましょう。転職サイトでは、新卒の就活サイトよりも給料についての情報がしっかり掲載されています。

職種にこだわりがある人は業種の年収は無視した方が良い

今回の記事は業種をフワッと決めてしまっている方は年収重視の就活をしませんか?といったメッセージとなりますが、職種に強いこだわりがある人は、年収で業種を選択しないで下さい。その職種で就職できる企業を選んでください。

新卒で配属される職種で人生の方向性が大きく決まります。よく聞く理系出身者の葛藤に、研究職では就職が決まらないから、営業職で妥協しようか?というものがあります。

将来的に何が正解なんて分かりませんが、仮にここで妥協したとすると、次の転職で研究職に就く事は簡単ではありません。一方、企業にこだわらず研究職で入社した場合、研究職で転職出来る可能性は十分にあります。場合によっては今よりも好条件で転職が可能です。

あなたは、どこにこだわって、どこに妥協するか?これは各自異なります。自己分析で自分としっかり向き合う事で答えを見付けましょう。

年収で業種選択

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