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面接の回数は3~4回ぐらいが一般的。面接に慣れていないうちは多分失敗します。だから、初めての面接が本命企業ということは絶対に避けましょう。本命企業から内定をとるには、面接練習用の捨てゴマが必要です。ここでは面接の極意を紹介しますので、回数を重ね確実に習得しましょう。
面接で意識する事は面接官との会話です。面接は質問を受けて答えるだけではありません。
これが出来るようになれば面接は恐れるに足りません。面接では複数の質問がされますが、面接の中で1回でもこのパターンを発生させる事が出来れば高確率で通過します。
面接で一番初めの質問は自己PRです。まずは、この自己PRに質問したくなるキーワードを含めます。どのようなテンションで自己PRを話すかにもよりますが、面接官は気になった事は質問してくれます。何を話せば面接官が喰いつくかは回数を重ねて研究し、そして、パターン化させるしかありません。私はこれを「自己PRにトラップをかける」と言っていました。
私が使っていたテクニックの1例を紹介します。私の自己PRは大筋は、
クラブ活動やアルバイトが忙しかったが、資格取得を達成した
となります。
私が所属していたクラブ活動は大学公認の部でしたが、ちょっとめずらしい内容でした。さらに、アルバイトも誰もが知っている施設でのアルバイトでした。だから、表現方法をやや変えて発表していました。
〇〇というクラブ活動だったのですが、学園祭前には終電の日々でした。
といった感じです。こう言うと、面接官は履歴書に目を落としてクラブ活動の内容を確認します。そして、自己PRの後には高確率で、「このクラブ活動は何をするんですか?」のような質問になります。
アルバイトの場合は、
〇〇のアルバイトでは、土日はすごいお客さんなので・・・
のように話すと、〇〇は誰でも知ってる遊園地なので、同じように履歴書に目を落とします。誰もが知ってる施設なので反応は良好でした。「あ~あそこですか。私も子供とよく行きます。」のようなコメントを返してくれるケースが何回もありました。これは面接官からの質問ではありませんが、コメントの後、「私は〇〇が持ち場でした。」のように話すと、自然と笑顔になって話が盛り上がります。これは勝ちパターンです。
面接開始時の自己PRでここまで持ち込めると、その後の面接もスムーズに進みます。まず落ちません。
このテクニックは営業の現場でも同じなんです。本題に入る前の雑談で円滑にコミュニケーションが取れると、商談も円滑に進みます。私の営業成績が良いのは就職活動で養ったこの経験が根底にあります。
以上が私が面接で苦労しなかったテクニックとなります。面接に強い人は知らずにこのテクニックを実践している人が多いはず。面接を質問されて回答するものと思っているうちはなかなか通りません。
そもそも、企業は優秀な学生を採用するために面接をしています。そして、面接で全く緊張せず、文句の付け所がない学生が少ない事は承知しています。コミュニケーションを取って本当の実力を引き出そうとします。
だからこそ、自己PRや履歴書にトラップを仕掛けると効果的なんです。全ての面接官がそうではありませんが、そういったトラップには積極的に引っかかってくれる面接官もたくさんいます。これを知ってるか知れないかで面接への臨み方は大きく異なってきます。
先の奥義を実践するには、基本となるテクニックを習得しておく必要があります。他のところでも紹介されているかもしれませんが、一般的に面接で大切と言われる事を私なりにまとめておきます。
感情を込めるのは大切です。自己PRや志望動機を発表する際、棒読みでは何も伝わりません。 例えば 苦労した事を話すなら、その苦労が伝わるように話す事が大事。 これを実践するためには、「極端に自分を良く見せ過ぎようとしないこと」がコツです。
良く見せようし過ぎると、変な話し方になったり、変な日本語になったりでどこかで失敗します。 当然、敬語を使わなくてはいけませんが、極端にかしこまらなくても構いません。 普段、教授と話すようなイメージで、緊張し過ぎず感情を込めて話すのが良いと思います。
前項で紹介した私のテクニックを実践するにも感情を込めて話す事が大切です。
面接官が質問をしている時はもちろん、集団面接で他の学生が発表している際も、自然な感じでうなずきましょう。集団面接では自分の発表が終わったからといって安心してはダメ。他の学生が発表している最中の態度もチェックされる場合があるので要注意!
目を見てしまうと、緊張したり、落ち着かない人は、鼻の上らへんを見ましょう。相手からは目を見て話しているように見えます。 慣れです。
知らない事はどうしようもありません。「分かりません。勉強不足です。もっと勉強します。」などと言って逃げることも必要です。一番いけないのは、適当に言ってしまう事。 面接官は難しい質問する事で、どのように対応するかを見ています。
同じ「分かりません」でも、その表現方法次第では印象は大きく異なります。 申し訳なさそうな素振り、悔しそうな素振り、何とか答えようとするなど個性が出るでしょう。どうすれば正しいかは企業によっても異なります。説明会でどういった人材を募集しているのかを把握しておけば参考になるかもしれません。
面接の最後では質問を受けつけてもらえます。私はここで一番に手を挙げて(集団の場合)積極性をアピールしていたつもりでした。また企業研究をしっかりしておけば、他の学生が質問できないような質問もできポイントアップだったような気がしました。
会社案内を読んで疑問に思ったことや説明会で分かりにくかったことを聞くのが一番無難ですが、さらにもう一歩が差をつけるのがポイントです。
例えば、多くの企業を回っていれば、A会社では自慢していたけど、この会社ではどうなんだろう?といった疑問も出てきます。A社が自慢するという事はその業界では重要な事。それを質問する事で、よく研究している事を評価してもらえます。
「本当にやっていけるの?」って感じの質問があります。意地悪な質問でも「私は~なので必ずやってみせます。」ぐらいはっきりと言いきる事。 根拠のない自信は説得力がないので、体験談も含めて言うのが好ましいですね。
必ず第一希望と言いましょう。こう言わないと落ちる可能性大です。例え第一希望じゃなくても、まずは内定を確保する事が大切。「嘘はばれるから第一希望と言わない方が良い」と言う人もいるけど、社会人は本音と建前が大事。これぐらいの嘘がつけないようじゃ就職活動は乗り切れません。
後から辞退するという時に「第一希望じゃなかったの」と聞かれても、「就職活動を進める内にB社に興味がひかれました」と言えば良いだけです。
それに採用担当者の立場になって考えたら簡単ですよね。嘘でも第一希望と言う学生と、第一希望と言わない学生、どっちを面接を通過させやすいですか?第一希望じゃない学生を通過させる場合は企業がどうしても欲しい人材のみで、合格ライン上なら、第一希望宣言をしている学生が優先されます。
面接官との会話も大切ですが、もしかしたらスマイルの方が大切かも。面接は笑顔でけっこうごまかせます。そして笑顔の方が生き生きと見えます。これは社会人になっても大事な事です。鏡の前で練習しておきましょう。
私が使っていたテクニックについて詳細をまとめました。興味のある方は参考にして下さい。
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