企業が採用したくなる志望動機の書き方

企業に好かれる志望動機の書き方

志望動機の内容は内定取得に大きく影響します。志望意欲の高さが伝わり、採用担当者の記憶に残る方法をお教えします。

目次

志望動機はその企業じゃなきゃダメって事を伝える!

志望動機を考える際はなぜ、その企業でなければならないのかを書かなくてはなりません。第一希望の企業もあれば、とりあえず受けてみた企業もあるとは思いますが、嘘でもその企業じゃなきゃダメって事を書きましょう。

就職活動では「御社が第一希望です」が基本

企業は学生の選考のために一定の時間を要するわけです。当然、そこには人件費等が発生しています。内定直前、内定後に辞退しそうな学生の選考を進めるのは効率的ではありません。

よって、明らかに志望動機に内容がない場合は、早々に落としてしまうのも1つの手段となります。志望順位の低い企業を受ける場合でも、志望動機は第一希望っぽく見える内容に仕上げる必要があります。

魅力的な志望動機の作り方

というわけで、そこそこ魅力的に見える志望動機の書き方を紹介します。ひとまず、以下のような、フォーマットを作っておきましょう。

キャプション
  1. 私は○○のような企業で働きたいと思っている(・・・な事をしたいと思っている)。
  2. 貴社は△△を実施するなど、○○を実現できる企業であると感じた。
  3. 私も貴社の一員となり・・・。

後は、○○、△△に企業の特徴を挿入すれば、とりあえずの志望動機になります。 本命企業の場合でも原則は同じです。自分の信念を記載して、応募する企業がそれを達成できる企業である事を示せば、説得力のある良い志望動機になります。

○○や△△が平凡過ぎると、どこの企業でも当てはまる志望動機になってしまいますので、ここにインパクトのある言葉を入れる必要があります。実際書けって言われてもなかなか難しいと思いますので、実際の例文を見ながら、志望動機の書き方を紹介していきます。

企業の志望動機の書き方

志望動機を考える際、その企業じゃなきゃダメって事を書かなくてはならないと前項で説明しました。それでは、そんな独特なものをどうやって見付けるのかとなりますよね。ここではその辺のアドバイスをさせて頂きます。

企業説明会の内容から志望動機を作る

企業説明会って企業のPRです。自慢です。良い学生に入って欲しいのだから当然です。企業が自ら自慢話をしているのですから、それを使ってしまえば良いのです。

ここで注意が必要!

説明会ではたくさんの学生が同じ話を聞いています。

だから、それをそのまま志望動機にしても全然目立ちません。でも、そこに自分の経験を結びつけることで、何倍もの説得力が生じます。例えば、説明会で「教育制度がはすごく整っています」と説明していた場合に、志望動機で「貴社の教育制度に整っているのに魅力を感じた」と発表しても、魅力ある志望動機とはいえませんよね。これに自身の体験談を加えると、何倍も良い志望動機が完成します。

説明会の話から作成する志望動機の例文

私は過去に独学で、○○の勉強をして○○点向上した。 もっと上を目指したいと思い、大学の○○制度を利用したところさらに○○点向上した。
この経験から、能力を高めるには自分の志も大切だが、環境次第で結果は大きく変わると実感した。
貴社の○○な教育制度の元で自分の能力を高め、○○のような事を成し遂げたい。

こんな感じの志望動機にすると個性もでますし、意志の強さもアピールできます。

自分の経験から志望動機を作る

学生の皆さんは消費者です。消費者としてその企業の商品やサービスをどのように感じたのかを志望動機として書く方法です。例えば、一番分かりやすいのは、店舗運営している企業ならば、実際に足を運び店舗の魅力を志望動機にしていまうというのは使えると思います。

消費者目線で作成する志望動機の例文
  • 貴社の○○店を利用した。○○のようなサービスに○○のように感じた。 私も貴社の一員となり、お客様に満足を与えたい。
  • 日常生活で○○のような疑問を感じている。貴社は○○に対して業界内でも一際力を入れている。私も貴社に入社し、○○を改善したい。

説明会・面接の質問から志望動機を作る

説明会・面接で自分の重視することを質問しそれを志望動機にする方法です。説明会・面接以外でも構いません。質問したという行為も評価UPに繋がります。自分の職業観と応募企業の選定基準をしっかり持っている事もPR出来ます。

質問から作成する志望動機例文

私は就職にあたり○○を重視している。 今まで受けてきた企業でこの質問をしたところ、貴社の〇〇な理念が一番共感できた。貴社に入社する事で、□□を成し遂げたい。

色々ありますが、自分の考えと企業の特徴を関連付けるとうまくいくと思います。他にもOB訪問してそれを志望動機に結びつけるのはポイントが高いですね。

業種・職種の志望動機の書き方

応募する業種・職種が学部や専攻と関連性があれば、苦労はありません。

志望動機例文(職種)

製造を志望します。石油精製では化学工学で学んできた知識が生かせることや石油の精製の大きなプラントを相手にするという仕事に憧れを感じます。
また、会社の利益に直結している生産現場で働いてみたいという思いもあります。わたしは石油精製を統括できるような人材になり、製品製造により会社を支えたいと思います。

このように大学の専攻と関連があれば、誰もが疑問に思わない志望動機になります。

学部や専攻に関係ない業種や職種に応募する場合

一部の専門職はどうあがいても就くことができません。文系なのに、医薬品の開発を志望するのはさすがに無理があります。その他資格職についても同様です。

自己分析の結果、どうしてもこれらの職種に就きたいと思った方は、編入や専門学校等で新たにスキルを磨く必要があります。ただし、専門職以外ならば可能性は無限大です。

「自分の専攻は○○だから△△しかできない」と諦めるのは早い。 リクナビ等の応募条件を確認してみて下さい。全学部全学科対象と書かれている事がたくさんあります。 企業も新卒の可能性に期待しているのです。

理由は何を書けば良い?

特に難しく考える事はありません。大学で勉強して興味を持ったのと同じです。興味を持ったきっかけを書きさえすれば良いのです。もし、何も思いつかない場合、自己分析が不十分な証拠です。何となく抱いた憧れやイメージで応募してしまう事は要注意。

志望動機に使えるネタは、アルバイトの経験、企業研究の成果、課外活動の経験等、どれでも使えます。大学の専攻とは関係なくても、これらの経験から興味を持ったと説明すれば良いのです。

自身の経験を書くと説得力が増します。直結する経験がなければ、自分の考え(期待するやりがい等)を書きましょう。将来的にどうなりたいかを書いたりするのもいいですね。

大学の専攻と関係ない業種・職種への志望動機例文

就職するに当たり、人生を真剣に考えた結果、○○していた時が学生時代で最も輝いていた瞬間であり、これを仕事にしたいと考えるようになりました。
大学の専門とは異なる業種ですが、0からでも本当にしたいのがこの仕事です。不足している分は周囲よりも何倍も努力して補いと思います。

志望動機を考える際の重要事項

冒頭の繰り返しになりますが、

その企業じゃなきゃダメ!

その業種じゃなきゃダメ!

その職種じゃなきゃダメ!

って事を書きましょう。もし、これが当てはまらなけば、その志望動機は改善の余地ありです。

企業に好かれる志望動機の書き方

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