「アイツは使えない」
このセリフ、時々聞きませんか?
転職してきた人に言ったり、会社であまり好きじゃない人に言う事はありますよね。
今回のテーマは、「アイツは使えない」です。
このシロネコ使えない
いつか仕返ししてやる
新卒入社1年目にアイツは使えない?
新卒で入社してきたばかりの新人にこれを言う、上司はいけてないよね?
と思ってこんなツイートをしてみた。
「入社1年目の新社会人に対して、アイツは使えない!」
って言う、30代以上が結構多い!
自分だって大したことなかったでしょ?
どう教育するかが大事!
って事をちょっと考えた方が良い!
ちなみに私は、どんくさくて使い物になってなかった…😅
特に社会人1年目の上司の責任は重いよね。
それなりに反響があり、以下のようなコメントが多数付きました。
目立ったコメント
- 上司の指導力不足!上司が悪い!
- 使えないのじゃない!使いこなせてないだけ!
- 若いうちは失敗させて経験を積ませる方が良い
概ね上司を否定するコメントでした。
また、同じようなセリフを過去に言われた方もたくさんいたようです。
多くの上司がこのセリフを使っているようですが、「上司よ、おまえがちゃんとやれ!」思われているという事ですね。
上司はなぜこういった発言をするのか?
自分達が言われた来た、そういう教育を受けてきたかたからだろうね。
就職氷河期組の私の経験となりますが、会社サイドが圧倒的に強く、上司は絶対!のような空気がありました。
そして、部下は上司の意向通りに動かなければならず、それが出来ないと使えない!というレッテルを貼られる事もありました。
上手く出来ない時、上司が悪いのではなくそれが出来ない自分が悪いと考えるのが普通だった。
そして、部下は上司の意向をくみ取って、自分で考えて行動するのも当たり前だった。
こういった環境で過ごし、部下の指導方法について教育を受けてこなければ、こうなるのは仕方がないのかもしれません。
管理職には指導能力も問われている
個人の能力さえ高ければ、出世した時代もありました。
今でもそのような会社もありますが、大手企業を中心に指導能力も評価するようになってきています。
特に、売手市場の現在において、一部の管理職が好き勝手してしまっては、人は定着せずに組織力が低下します。
今、会社が管理職に求める事は、業績UPは当然です。
そして、部下のモチベーションを上げ能力を高め、そして会社にも貢献できる人材を教育する事です。
管理職は部下の特徴を見極め、それに合った指導を行う必要があるって事だね。
世代間のギャップは仕方がない。それを乗り越えて!
今回は管理職を非難する内容になりましたが、若い世代も「上司が悪い」で済ませるのはあまりよくありません。
お互いが歩み寄り、コミュニケーションをとる事で、より良い職場環境になっていくのです。
今の20代の方も数年後に部下を持つでしょう。
そして、あなたとは全く異なった価値観を持っている新人も入社してくるかもしれませんね。
そんな時、歩み寄って理解し合わないと、あなたも、いけてない上司になっちゃいます。
世代が違うのだから、色んなところで、合わないところは必ず出てきます。
そこをどう乗り越えていくか?そして、部下を1人前に教育する能力が必要って事です。
今回は中間管理職アラフォー視点で書いてみましたが、みなさんも自分のポジションで考えてみて下さい。
上司、部下との関係性が良くなれば、ますます、充実した日々になるはずです。
いがみ合ってちゃ良い職場にならないよ。年齢は違っても同じ会社で働く仲間だよ。