年収UPするために転職する事は間違ってません。
でも、間違った転職活動をしていては、年収は上がりません。
ここでは、年収UPを目的とした転職活動について紹介します。
以下、年収UPにおすすめの転職エージェントもまとめています。
給料が安いのは業種が悪いのかも!業種毎の年収ランキングをチェック!
dodaがサービス利用者を対象に調査した業種毎の年収ランキングを発表しています。登録者数も非常に多く、信憑性のあるデータと言って良いでしょう。ここではこのデータを用いて紹介します。
期間:2017年9月~2018年8月
対象:dodaエージェントサービスに登録した約36万人
年齢:20歳~65歳
業種別年収ランキング
【大分類で比較】
順位 | 業種 | 平均年収 |
1位 | IT/通信 | 461万円 |
2位 | 総合商社 | 461万円 |
3位 | メーカー | 456万円 |
4位 | メディカル | 450万円 |
5位 | 金融 | 446万円 |
6位 | 建設/プラント/不動産 | 418万円 |
7位 | インターネット/広告/メディア | 412万円 |
8位 | 専門商社 | 406万円 |
9位 | サービス | 376万円 |
10位 | 小売/外食 | 355万円 |
大きく10の業種に分類するとこのようになります。IT系、商社が1位となりますが、1位と10位で平均年収はそれほど大きな開きは開いていません。次にもう少し細かく分類した業種別で比較してみましょう。
【小分類で比較】
順位 | 業種 | 平均年収 |
1位 | 投信/投資顧問 (金融) | 839万円 |
2位 | 医薬品メーカー (メディカル) | 611万円 |
3位 | たばこ (メーカー) | 584万円 |
4位 | 診断薬/臨床関連 (メディカル) | 570万円 |
5位 | 財務/会計アドバイザリー (サービス) | 561万円 |
6位 | 信託銀行 (金融) | 561万円 |
7位 | 医療機器メーカ (メディカル) | 554万円 |
8位 | トイレタリー (メーカー) | 552万円 |
9位 | 家電/モバイル/ ネットワーク機器/プリンタ (メーカー) | 539万円 |
10位 | 総合電機メーカー (メーカー) | 536万円 |
1位は投資系、2位は医薬品メーカです。
この差・・・すごい大きいですよね。業種の平均年収ですから、どこの業界に入るかだけで、概ね給与が決定してしまうというわけです。
さらに役職の有無によって何百万円の差が生じてしまうわけです。
大分類の小売/外食の年収が355万円、小分類の投信/投資顧問が年収が839万円です。
業種だけで、約500万円の差が空いてしまうケースがあるという事です。
自身の適性を考慮した上で、やはり高収入を狙える業種を選択した方が良いでしょう。
私が転職で年収UPした時の事例
私は20代で食品メーカーから製薬メーカー営業関連へ転職しています。製薬メーカーでの経験はありませんでしたが、ポテンシャル重視という事で採用されました。
新卒で入社した会社は全国展開している大手食品企業です。
転職した製薬メーカーは誰も知らない中小企業でした。
転職前の食品メーカーと転職した製薬メーカーを比較すると次のようになります。
転職前(食品) | 転職後(製薬) | |
---|---|---|
年収 | 350万円 | 480万円 |
休日 | 連休なし | 完全週休2日制 |
有休 | 拒否される | 普通に取れる |
残業 | 4時間以上 | 1-2時間 |
同僚 | 心が狭い | 紳士的 |
このように、会社規模ではなく業界の違いによって待遇が大きく変わります。
製薬業界に興味のある方はこちら↓も参考にして下さい。
職種は自分の好きな事、業種は年収目当てがおすすめ

おっちゃん!やりたい仕事ならお金は関係ない?

イヤイヤお金はやっぱり大事でしょ
お金は大事!でも、興味のない仕事は辛い!だから…
職種は”自分のやりたい事”を重視、業種は”お金重視”という考え方
はいかかでしょうか?
業種をちょっとした興味本位で選んでしまうと、年収が大きく減少し日常の生活が寂しいものになってしまう可能性があります。
転職において、一部の専門の職種以外の場合、業種の変更はそれほどハードルになりません。
現在の業種に不満のある方は業種変更を検討されるのもいいかもしれません。
年収交渉で年収UPを目指す
日本人は年収交渉をほとんどしないしていません。また、年収交渉をする人も、現職と比較してやみくもに数字を主張するばかりで間違った方法が多い。
年収交渉って、人生でそう何回も経験することではありませんので上手になるわけではありません。
だから、転職エージェントを上手に使えば良いのです。
年収交渉のリスク
年収交渉にはリスクがあることも覚えておきましょう。
年収が高くなればなるほど、短期間でその年収に見合う“結果”が求められます。
今の職場が人間関係に恵まれているからといって今度も同じとは限りません。
希望年収を勝ち取ったとしても、入社後に思ったような活躍が出来ないリスクもあるのです。
年収交渉は転職エージェントとうまく連係しよう
年収交渉の具体的なテクニックですが、まず、前提として、自分が入社後に求められるポジションや役職に見合った活躍が出来そうなことを、条件面談で確認します。
そのうえで、希望年収は思った年収を伝えましょう。
条件面談は、入社前と後の認識のギャップを埋めるためですから、この時点で心証が悪くなることはまずありません。それでも、希望年収を言う事に気後れする方は、希望年収を2つに分けて伝えましょう。
「最低欲しい年収」と「できれば欲しい年収」に分け、例えば、「できれば600万円を希望しますが、最低でも550万円くらいあれば問題ありません」などと伝えると控えめな印象を与えられます。
それでも提示された年収が、希望と開きがある場合は、転職エージェントに遠慮なく相談してください。
転職エージェントが間に入り、あなたが年収に見合った活躍が期待できる人材であることを、代理人として交渉することが可能です。
転職活動は、あなたを採用する試験の場というだけでなく、れっきとしたビジネス交渉です。
最高の交渉は、お互いがウィン・ウィンの関係になるよう、話をまとめることです。
あなたが転職先で活躍する条件をきちんと交渉することが、結果として希望の年収を引き寄せることになることを覚えておいてくださいね。
スカウト重視の転職サイトでも年収UPが目指せる
スカウト重視の転職サイトはハイキャリアに特化している事が多い。
リクナビNEXTの他にハイキャリア特化の
ビズリーチをチェックしよう。
登録してレジュメを完成させるだけで、スカウトがドンドン届きます。興味のある求人があった場合のみアクションすれば良いので負担は大きくありません。
特徴の比較は比較表を参考にして下さい。