朝礼で社訓の唱和をする会社はブラック企業?

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毎朝、社訓を唱和する企業はブラック企業か?

私の会社では、社訓を毎朝唱和をさせられているグループがあります。個人的には違和感を感じます。なんか気持ち悪い・・・というのでしょうか?今回はこの唱和についてちょっと考えてみます。  

社訓を唱和する意味は?

会社の方針、目標を社員に浸透させるためでしょうか?良く言えば、目標の共有、悪く言えば、洗脳かな。毎日唱和しないと覚えれないのか?

それほど重要な指針なのか?といったところにもよりますが、良い点、悪い点、両方の視点からまとめたいと思います。  

良い点

社訓に記載されている内容が全ての業務の判断に直結し、上長もそれに準じて決裁しているぐらい大切ならば、必要かもしれません。そこまで重視される社訓はちょっと気持ち悪いですが・・・。↓のような会話は気持ち悪いですよね。

上司

〇〇の案を考えておいて

部下

社訓に沿って案を考えてみた~

上司

社訓に沿った案だからOK!

例えば、社訓に「お客様の健康」があったとしましょう。 上司の指示は、新しい製品企画であり、配合する成分も企画するとします。

社訓に「お客様の健康」があった場合、人口甘味料は入れずに天然物の方が好ましいといった考えになるかもしれません。

その場合、コストは上昇しますが、「お客様の健康」を第一にしているため、正しい判断と評価される・・・という事になります。

なお、こういった時は比較として、「会社第一主義」の案も考えておくと良いでしょう。

「お客様の健康」という例は簡単過ぎますが、会社独自のものでちょっとややこしい場合、それをしっかり把握しておくという目的の唱和は間違ってはいないかもしれません。 (この時点でブラック企業・・・とも言えるような気もします)

悪い点

まず何のために唱和させるのか?これがはっきりしない時点でブラック企業の臭いがします。組織の活性化とか、モチベーションUPとか適当な理由ならなおさらです。

場の空気を統一する事でプラスの方向にもマイナスの方向にも進む事は様々な実験で確認されてますので、場の空気を暖めてその日の業務を活性化させるというのであれば、まあ納得できない事もありません。  

ただ、言い方を変えれば、刷り込み、洗脳とも言いますので、あまり良い印象は持ちません。また、唱和を行う会社では、その場で目標等も発表させられる事や、上司からの叱責も多い印象があります。

客観的に見て、唱和を行っている会社は注意した方がいいのでは?と思います。  

そもそも朝礼の必要性は?

「顔を合わせて業務上の問題点等を共有する。連絡事項を行う。」と言えば、意味がありそうな気もしますが、別に現地で顔を合わせなくても良い時代になっています。 毎朝の朝礼に何の意味があるのか・・・? リーダーシップを発揮しているつもりの管理職の自己満足のような気がします。

もちろん、必要に応じて集まる必要はります。顔を合わせないと伝わらない事もあるでしょう。ただ、無意味な唱和を行ったり、部下を叱責するような朝礼は時間の無駄です。  

そういう会社、あるいはグループに所属した場合、立場上、受け入れる必要があったとしても、意味がない事を客観的に理解しておくことが大切です。

自身が管理職になった場合、同じような無意味な朝礼を行うのではなく、意味のあるミーティングを行うための参考事例(悪いケース)として覚えておきましょう。  

社訓の唱和を行う会社はブラック企業か?

ブラックの可能性が高いと言えるでしょう。そもそも、毎朝朝礼を義務的に行う事も無意味かもしれません。

入社前に社訓の有無を確認する事は難しいかもしれませんが、例えば、1日のタイムスケジュールを質問してみてはどうでしょうか?  

毎朝、朝礼がある会社はその回答に盛り込まれる可能性が高いと言えます。朝礼が毎日あるという事は、もしかしたら、社訓の唱和が含まれるかもしれません。

以上、極力やんわり書きましたが、毎日、社訓を唱和させられるような会社は私なら転職しません。

そういう事をさせている会社は、きっと他にも理不尽な事が色々あるはずです。  

社訓の唱和なんで気にしない?

一方で社訓の唱和ぐらいで、入社するかどうかを決定するのもばかげているのかもしれませんね。社訓の唱和をやってても、立派な会社もたくさんあるでしょうし。

その企業に入ってしまえば「それが普通」になります。その普通が積み重なりで、その会社がそこまで成長したのかもしれません。

また、一般的に嫌がられる社訓の唱和ですが、その他の待遇が良く、それに納得できるのであれば、たかが社訓の唱和という事になるでしょう。

以上、社訓の唱和についてまとめてみました・・・と、書いたものの、私の会社の他部署の話なので、異動させられたら私もその一員になるわけだ・・・。

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