遠距離での転職活動が上手くいくコツは?上京&Uターンで仕事を探す方法

「いつか上京して働きたい」「いつかUターンして地元で働きたい」といった遠距離での転職を希望する方が最近増えてきましたね。

一方で、情報の乏しさや交通費など資金面など不安な面も大きい転職活動でもあります。

こんなときは一人で悩まないで、いろいろなサポートを受けながら取り組んでみると、意外に道が開けるものです。

遠距離でも転職活動を成功させる方法を解説します。

目次

遠距離で転職活動するのにかかるお金(状況する場合)

一番のネックは交通費の費用負担です

ある20代の転職希望者は、札幌から上京して東京都内にウィークリーマンションを借りて転職活動をしていました。

1週間に何社も面接してから札幌に戻っていかれました。また、新潟県から上京してきた方は、結局新幹線の費用が10万円以上かかっていました。  

役員面接、最終面接といったフェーズでは、交通費を負担する企業が多いのですが、そこまでたどり着くまでは、ほぼ100%転職者側の負担です。  

資金準備とパートナー選び、そして日程の計画が大事 そこで、重要な点は資金の準備とパートナー選びです。

準備しておきたいお金

資金は10万円/1ヶ月、余裕があれば半年分、最低でも3か月分は準備しましょう。

そして、次に重要な点はパートナー選びです。  

遠距離の転職の場合は転職エージェントの活用を中心に考えましょう

直接応募の転職サイトを利用する手もありますが、企業側との調整が難しい上、そもそも遠距離からの転職者を敬遠される傾向があります。  

退職されている方は柔軟に動けるでしょうが、在職しながら転職活動をされる方は、有給休暇を有効に活用するなど、あらかじめ平日の日程を開けられるよう調整が必要です。  

応募段階で、面接は何曜日が好ましいかなど、転職エージェントと共有するようにしましょう。  

遠距離の転職では転職エージェントを積極的に活用するのがおすすめ

次に重要なポイントは、どこの転職エージェントとパートナーを組むかです。

あなたの希望にマッチした求人情報を掲載しているエージェントを利用したいところですが、転職エージェントの所在地によって対応を変える必要があります。  

一番良いのはお住いの近くに事務所を構えている転職エージェントです。わざわざ東京まで行かなくても、東京の求人に応募可能です。  

次に、東京など遠隔地にしか事務所がない転職エージェントの場合、電話、メール等で登録が済ませられないか確認しましょう。

最近は、電話やメールでの登録対応が可能な転職エージェントが増えています。

賢い転職活動の進め方

転職エージェントを利用する事に加え、遠距離だからこそ注意したい事もあります。納得出来る企業に転職するために賢い進め方を覚えておきましょう。

仕事を続けながら転職活動しよう

転職活動の一番手堅い方法は、遠隔地の転職活動であってもなるべく在職しながら転職活動をすることです

遠隔地に在住する方をあえて採用することを敬遠する企業はまだまだ多いので選考も長期化しがちです。

必ず転職に成功するというものではありませんので、仕事を続けながら転職活動をするべきでしょう。  

退職してから転職活動するのはハイリスク

資金に余裕のある方は、退職して上京したうえで探したくなる方もいらっしゃるでしょうがリスクは高い。

上手くいかない場合、職歴書等のブランクが長くなり、徐々に条件の悪い企業で妥協せざるを得なくなります。

また、応募先での面接で、辞めてから転職する理由をきちんと説明できなければなりません。

「辞めてから転職することは、よほどの理由があったのではないか」という要らぬ誤解を招きかねません。

また、いったん住居を決めてしまうと、内定した企業への通勤が意外に大変になる、という問題も生じます(東京の方ならおわかりでしょうが)。

北千住に引越し先を決めた後に、東京の反対側の大森の企業に転職先を決めてしまったら、その後の通勤は非常に大変です。

東京、大阪という大都市も意外に広いので、内定先への入社を決めてから地元の不動産屋を中心に転居先を探す方がベターでしょう。  

Uターン転職は自治体の支援制度の活用もおすすめ!

今までの例と反対に、Uターンで東京、大阪から地方に転職活動する場合については、最初に確認すべきは転職エージェントではありません。地元自治体の転職相談窓口です。

今は、どの地方自治体もこうした支援窓口を設けており、交通費負担などの支援も充実しているので積極的に活用しましょう。  

また、地方では、大手企業の工場等の事業所ならば、転職エージェントを使っている企業もありますが、転職エージェントに出さずに、ハローワーク等の公共機関に求人票を出す事も多い

この他に、地元自治体が独自に求人票を集めている例もあります。

また、就職フェアを東京や大阪などの大都市で積極的に開催していますので、一度見に行くことをおすすめします。  

東京での転職活動はお金がかかるが元は十分に取れる

遠距離からの転職活動は、時間、そして多額の費用がかかります。

しかし、地方と…例えば東京との賃金格差を考えると、転職に成功すれば、長期的には十二分に元が取れます。

往々にして、まずどこでも良いから転職してしまおう、という発想になりがちなのですが、大事なことは転職を「成功」させることです。

資金面で十分準備ができれば、条件面等で妥協する必要はありません。しっかりと準備を整え転職活動にのぞんで下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次