面接は「ありのまま」の自分で受けるのがおすすめ?

面接では自分を飾らない方が良いって聞いた事はありませんか?

この「ありのまま」っていっても、どこまで曝け出して良いのか?転職において効果的な「ありのまま」を解説します。

 

目次

性格別に「ありのまま」を使い分ける事が大切

臆することなく、平常心で面接に臨むことができ、一通りのビジネスマナーが備わっている人には、文字通り「ありのまま」で臨んでもらった方が良い結果が期待できるでしょう。

しかし、面接で緊張しやすい方や、キャラクター的にそのまま面接に臨むことがかえって誤解を招きやすい方(ビジネスマナーに不安がある、態度がフランクすぎるなど)には、「ありのまま」で面接に臨むと逆効果になってしまいます。

新卒の学生ならば、社会人でないことを割り引いて見てくれる面接官も多いでしょうが、社会人の場合、「ビジネスマナーがない人」という烙印を押されかねないのです。

結論をいうと、面接に緊張しないタイプで、社会人としてのビジネスマナーにも自信がある人だけが、「ありのまま」で面接に臨むべきです。

とはいえ、「ありのまま」に面接に臨むべきでない人にとっても、できるだけ緊張しないで、本来の実力を発揮できた方が望ましいですよね?

 

面接で緊張しやすい方におすすめ

このタイプの方の場合は、面接で緊張しても、最低限のことができるように、練習してもらうのが一番良いです。

場数を踏むのが一番良いのですが、場数を踏んでも緊張が解消しない方、または場数を踏むほど応募数がない方には、面接で守るべきビジネスマナー(決め事)を作って、それを守るようにしましょう。

ただ、たくさんのルール(決め事)を作っても、本番では頭が真っ白になる、ということも考えられますので、最低限覚えられそうなマナーを3つ~5つを忠実に実行しましょう。

面接の受け答えも予め想定問答集を作り、本番で一字一句間違えずに喋ることを目標にするのではなく、自己分析に関する質問が来たら答えるポイントを3つ、職務経験に関する質問が来たら答えるポイント2つ、といったように、箇条書き形式で覚えるようにすると良いでしょう。

 

面接で緊張しない方へのおすすめ

面接で緊張しない方は、「ありのまま」に近い状態に臨めばいいでしょう。

ただし、最低限のビジネスマナーは必要です。

自分では何いけないのかは分からないと思いますので、転職エージェントを有効利用しましょう。

転職エージェントでは模擬面接を行ってもらえます。

あらかじめビジネスマナーについて指摘して欲しい事を伝えておき、それを確認しておくのが好ましいでしょう。

指摘してもらったポイントについて、自分が意識しているより少々オーバー気味に、品の良いビジネスマナーを備えている自分をイメージしましょう。

それを本番の面接で演じることで面接は上手くいくはずです。

 

結局「ありのままの自分」じゃダメなんだよね?

って事になりますよね。

そもそも、1時間程度の面接で、面接官は応募者の全てを理解する事なんて出来ません。

人事部は採用のプロだから見破れる!という意見もありますが、経験則に過ぎません。

結局は騙し合いです。

企業だって応募者に全てを伝えているわけではないはずです。

そんなバカ正直にしていたら人生損するはずです。

ただし、演技し過ぎて入社してしまった場合、企業が求めるスキルと剥離していたり、労働環境が本来希望するものと大きく異なる事があります。

すぐに転職したくなってしまっては本末転倒です。

あくまでも、「ありのまま」で構わないが、社会人としての自分を装いましょう!って事です。

ミスマッチにならない程度の「ありのまま」を心がけましょう。

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