最終面接で不採用になった人の特徴|

最終面接までいくと半分受かったようなものだと、タカをくくっている人もいるかもしれません。

それなのに、最終面接で不採用となってしまった…。

なぜいけなかったのか?何が足りなかったのか?不採用になってしまったその理由について、具体的に見ていきましょう。

目次

しゃべり過ぎはダメ

最終面接だと、それまでの面接とは違って雰囲気や相手の威圧感・最終面接までこれたという自負などで緊張感が高まっている状況になってしまうのではないでしょうか?

緊張するあまり、しゃべりすぎてしまうとよくありません。

最終面接において、相手は多くの場合社長や役員など、時間的にスケジュールがギリギリの状態の方が多いでしょう。

そんななかで、場の空気を読んだりコミュニケーションを取ったりといったことができずに、自分をアピールすることばかりに注力してしまうようであれば、採用後の仕事ぶりが不安視されてしまうことにつながりかねません。

質問に対して適度な長さでの回答・求められていることを素早くキャッチできる瞬発力などで、円満な面接時間を共有できるようにするといいですね。

最後の質問は適当にするならしない方が良い

最終面接の際に最後に「質問はありませんか?」と聞かれることが多いでしょう。

その際に、とにかく質問しなければならないと思って適当に質問したり、質問した後にメモも取らずに質問しただけで満足しているような態度をとっていては、相手はどのように思うでしょうか?

仕事においてもそのような「やった気になって実は仕事していない」状況になってしまうのではと思われてしまうことになりかねません。

また、最終面接で配属先の部署についてや福利厚生・採用における書類のことなど、的外れな質問をしてしまうことも避けましょう。

社長・役員といった経営トップは、企業の将来的な経営戦略や今後の事業拡大領域など、視野が大きいといえます。

質問に対して「ありません。」と答えるのも避けたいですが、やみくもに何でも質問すればいいというわけではありません。

面接の最後の最後で落ちてしまわぬように、質問に対する事前準備をしておきましょう。

 

最後の質問をしない場合、簡単に抱負を言い「よろしくお願いします」と締めるのも悪くありません。

前職にこだわり過ぎない!

これまで専門的な職種を極めてきた人が陥りやすいことなのですが、自分の仕事に対して慢心やプライドがあり、「これからも専門的な○○の職種にこだわりをもって勤めていきたい」「どうしてもこの部署で○○の仕事をやりたい」など、限定的な職種にこだわりをみせすぎるのも要注意です。

転職であっても、はじめのうちは社内では新人です。スタートから希望の部署に入れるのか、希望の職種につけるのかは確実ではありません。

勉強も兼ねて全く違う部署からのスタートである可能性もあるし、将来的に別部署で活躍してもらいたいと思われているかもしれません。

企業側は柔軟に仕事をしてくれる人・変化にも対応可能な人を望んでいる場合が多いでしょう。

最終面接で、これまでのキャリアにこだわりすぎるような回答はさけ、企業に貢献できる・どんなことにもチャレンジしたいという姿をアピールすることをおすすめします。

フィーリングを意識する

これはあなたに問題があるというより、「運」や「縁」もあります。

人間だれしも得意なタイプ、苦手なタイプが存在します。

社長や役員であっても同じです。

社員は全員同じように平等に対応すべきとはいえ、やはり100%そうとはいかないこともあるでしょう。

採用においても同様です。

応募者の中に自分の好みの性格や気質の人がいれば、無意識のうちにプラス評価してしまいがちです。

自分の若い頃に似ている、自社で活躍している社員の○○さんに似ているといった、ちょっとしたことが大きなプラス評価となっている場合もあります。

しかしながら、フィーリングだけが最終面接において大きな評価となるわけではありません。

また、フィーリングは感じながらも平等に評価する社長・役員もいます。

ただ、こうした事情が最終面接では少なからずあるということを理解しておきましょう。

人間性が重視される事を意識する

採用選考における面接担当者は、段階を踏むごとに変わっていきます。

一次は人事担当者や主任などであっても、二次では課長・部長クラス、最終面接では社長・役員クラスといった形になるでしょう。

そして、その担当者ごとで見ている視点や重要視している部分も若干異なってきます。

そのため、面接のたびに毎回同じこようなことを聞かれていても、相手が求めているものが違う可能性が高いといえるでしょう。

相手の求めていることが何か理解することが必要になってきます。

最終面接で重要になってくるのは、スキルや経験・資格などよりも人柄やマナーなど、社会人として自社に恥じない人間であるか・仕事がうまく回っていくかという部分になります。

 

最終面接は「ほとんど受かる」と慢心してしまいがちなので、心を引きしめて事前対策を怠らないようにしましょう。

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