転職エージェントとは|転職成功の切り札になる7つのメリット

これから転職エージェントを利用しようとしている人、一回利用してみて「こういうもんだっけ?」って思った方。

最大限有効利用するためには、相手を良く知り、そして自分をよく見せる事が大切。ここでは、転職エージェントの仕組みやサービス内容を紹介します。

目次

転職エージェントの仕組み

転職エージェントの他に、”人材紹介会社”、”人材斡旋会社”とも呼ばれます。 正社員として紹介してくれるサービスを行っている企業の事を言うのが一般的です。

人材派遣会社と混同しそうですが、人材派遣会社は名前の通り、派遣社員として紹介してくれる会社であって、正社員として働くところは紹介してもらえません。

転職エージェントは取引のある企業に人材を入社させる事で企業から一定の手数料を取ります。

転職エージェントはここから収入を得ますので、 求職者は無料で利用できるわけです。仕組みは概ね以下のようになります。

転職エージェントの仕組み
転職エージェントの仕組み

図を参考に解説していきましょう。

STEP
あなたが転職エージェントに登録
STEP
キャリアアドバイザーと面談し、どういった企業に応募したいのか?等を共有
STEP
転職エージェントはあなたに企業を紹介します
STEP
あなたが応募の意志を示した場合は選考がスタート
STEP
内定し、あなたがその企業(斡旋先)に入社すると、企業(斡旋先)は転職エージェントに年収の35%程度を支払う
STEP
入社後、あなたは入社した企業に労働を提供し、企業はあなたに労働に対しての給与の支払いを行います

転職サイトとの比較

ここからは転職エージェントと直接応募の転職サイトを比較していきます。

まず簡単に転職サイトと転職エージェントのサービス特徴の比較です。概ね以下の通りです。

転職エージェント直接応募の転職サイト
応募方法キャリアアドバイザーからの紹介自分で検索して応募
応募書類作成添削を受ける事が可能通常は自分で作成する
企業情報収集エージェントに聞ける自分で探す必要がある。
面接練習模擬面接で練習出来る事前の練習は出来ない
選考結果詳細が確認出来る合否の結果しか分からない
転職相談要望すればいつでも可能通常は不可
費用負担個人負担なし。個人負担なし。

転職エージェントの登録で得られるメリット

1.キャリアアドバイザーからのアドバイス

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーから転職のアドバイスがもらえます。こんな時はどうするの?これって常識?など困った事はキャリアアドバイザーに聞いちゃいましょう。

また、キャリアアドバイザーと話をする事で、自分の頭を整理できます。人に話すことで、矛盾点に気付く事ができますし、改めて再認識できる事もたくさんあります。

なお、アドバイザーには有資格者とそうでない方がいます。国家資格保有者は「キャリアコンサルタント」を名乗れます。資格が全てってわけじゃありませんので参考程度で。

「キャリアコンサルタント」は、平成28年4月より国家資格になりました。キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。

2.履歴書・職務経歴書の添削

転職エージェントに登録すると、職務経歴書のアドバイスがもらえます。職務経歴書は転職活動独特なもの。

自分の職務経歴書が正しい書き方をしているかを判断するのは難しい。

 

転職のプロにアドバイスをもらえたら心強いですね。 もちろん履歴書のアドバイスももらえます。

3.面接の練習

実際の面接の前に模擬面接をしてくれます。転職の面接は、新卒時の面接とは大きく異なりますので、事前準備をしておく方が好ましいですね。

また、その転職エージェントから既に面接を行った事があれば、その際の面接情報を教えてもらえます。

面接後、担当のキャリアアドバイザーからどのような面接だったのか色々聞かれると思います。そういった情報はあなたが落選した場合、他の候補者に生かされるというわけです。

4.書類作成の負担が激減

転職エージェントに登録すると、書類選考は 転職エージェントにお任せできます。一度書類を作成すれば、転職エージェントがそれを使い回してくれます。

いちいち履歴書や職務経歴書を作成しなくていいので楽チンです。

仕事をしながらの転職活動だと、書類作成をしている暇なんかありません。これってすごく便利。特に履歴書を手書きとなると結構辛いですから。

ここで注意点。本命企業へ応募する際は、応募書類の微調整が必要かもしれません。

  • その内容で自分の想いが伝わりますか?
  • その企業に合わせた志望動機などが必要ではありませんか?

 という事を意識しておきましょう。

5.面接に落ちた理由が明確になる

転職エージェントに登録すると、面接に落ちた場合、原因をキャリアアドバイザーを通じて確認する事ができます。

私も選考担当を兼任してますが、転職エージェント経由での面接をした場合、まず、面接終了後に連絡があります。

そして、結果を連絡した際にその理由を聞かれます。次回以降、的外れな応募者を紹介されても困りますので、それなりに正確な原因を伝えるのが一般的です。

6.非公開求人への応募が可能

転職エージェントに登録すると、色んな求人を紹介してもらえます。世間一般に公開していな非公開求人に応募できるのは転職エージェントの特徴の1つですね。

7.入社条件の調整

待遇面、福利厚生面など聞きにくいことを、代行して企業の人事担当者に確認してもらえます。 このように、転職活動するなら転職エージェントは本当にオススメです。是非お試し下さい。

転職エージェントとの関係性はよく考えよう!

転職活動では内定を焦る事で徐々に弱気になる場合がよくあります。そして、転職エージェントのアドバイスに疑問を思わず全て受け入れる人がいます。でもこれは間違い。

どんな状況でも転職エージェントの言いなりになる必要もありません。この転職であながた不幸になっても、転職エージェントは痛くも痒くもないのですから・・・。

キャリアアドバイザーの意見を真摯に受け止めるか、あるいは、自分の意志を貫き通すか?といった事は慎重に考えましょう。

努力ではどうにもならない、無謀な希望を主張し続けると、転職エージェントから愛想を尽かされますし、転職先も永久に見付かりません。

今のあなたは今まで歩んできたキャリアの集大成です。その現実は短期間で変わるはずもありません。過小評価も過剰評価もせず冷静に分析する能力も必要です。 

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