転職エージェントに転職相談をするのは、プロの専門家ばかりで何だか敷居が高い、と感じたことはありませんか?面と向かって聞きづらいことは、まずこの記事で確認してみましょう。
- 複数の転職エージェントに登録しても問題ありませんか?
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問題ありません。特に制限はありませんので、いくら登録しても大丈夫です。中には10社近く登録されているかたもいらっしゃいました。ただ、転職エージェントが増えると、その管理が大変になります。一般的には、求人数の多い大手の転職エージェント1社と、自分の志向に近い転職エージェントを数社、併用登録することがセオリーでしょう。
- 登録に年齢制限はありますか?
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年齢制限はありません。ただ、全体的な傾向として、年齢の高過ぎる方、若すぎる方の求人は、やはり少なくなります。企業が、高い紹介手数料を払って採用する人材ニーズが、働き盛りの年代に集中するためです。
- 登録者のふるい分けは行っていますか?
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ふるい分け、スクリーニングともいいますが、転職エージェントでは二段階実施しているところが一般的です。まず、ネットを通じてエントリーがあった段階で、転職者の履歴書・職務経歴書を参照して、すぐに紹介できる求人が見込めない場合に、登録をお断りするケース。
次に、実際の登録面談において、転職者の条件のハードルが高く、やはりご紹介可能な求人がないケースです。
転職エージェントも、紹介企業の出す求人ニーズがあって、はじめて転職者にマッチングする紹介ができるため、誰もが登録できるというわけにはいかない、という事情は承知してください。
- 紹介された求人を断ると、ペナルティがありますか?
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ありません。いくらでも断って結構です。ただ、断る理由は明確にした方がベターです。その理由に、あなたご自身が転職で大事にしたいポイント、企業選びの軸となるポイントが隠れているからです。転職エージェントは、そのヒントから、転職者にマッチングする求人を発掘できることもあります。
- 落ちた企業にもう一度応募したいのですが・・・?
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基本的にはできない、と考えてください。特に初期の段階(書類選考段階)で不採用となった場合、求人企業の先入観が固まっているケースが多いため、何度もチャレンジして熱意を見せる、といった浪花節的な戦法はほぼ通用しないでしょう。 一方、面接で不採用になったケースで、総務人材としてはNGだが、人事経験を買って採用したい、といった条件で再度面接がやり直され、転職が実現したこともありました。ただ、10年近く転職エージェントの仕事をして、再面接になったケースは数例程度です。その確率だと思ってください。
- 他社の転職エージェントで転職が決まったらどうすれば良いですか?
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他社で内定が出て、転職活動を終了したい場合、早めにご連絡ください。すでに面接日時が決まっているケースなどで、面接をキャンセルする必要があるからです。 中には、内定先に入社を決めたとしても、すでに決まった面接に行くだけ行ってください、と転職エージェントに頼まれるケースもあるでしょう。後々の転職エージェントとの良好な関係構築を考えると、行っておいた方がベターです。