求人情報が掲載されるまで

転職求人サイトには、常にたくさんの求人広告が掲載されています。

その求人広告、一体どうやって作られているのか?

転職者はお金払ってないのに、そもそも費用はどうなっているのか?ふと疑問に思うことはないですか?

今回は、求人広告が掲載されるまでの流れや費用について分かりやすく解説します。

 

掲載する転職サイトの決定

人材が欲しい会社(以下、「会社」)は、「来月一人退職する」、「新しい部署を作る」、「事業を拡大する」など、様々な理由により、転職求人サイトに、求人広告を出したい旨の申込みをします。  

会社が転職求人サイトを選ぶ基準としては、会社が負担する費用(広告料)、見込める効果(応募者数)、サイトの使いやすさや、応募者管理の方法、掲載後のアフターフォロー、知名度などが挙げられます。  

このような会社側からの申込みだけでなく、転職求人サイト側から「人材を募集しませんか?」と提案し、掲載に繋がるケースも多々あります。

求人広告の費用は全て会社が負担し、転職求人サイトはこの広告費によりサイト運営をしています。  

会社が負担する費用は、一週間の掲載で数万円程度~100万円以上のものまで様々。どの転職求人サイトかどの位の大きさの掲載スペースかによってかなり違いがあります(リクナビNEXTが一番高い)。  

中には採用が成功してから費用が発生する「成功報酬型」のサイトも増えてきていますが、主流は掲載する際に費用を払う転職サイトです。ちなみに公的機関であるハローワークに求人票を出す場合の費用は無料です。

費用がかからない点ではおすすめですが、原稿は会社自身が見本を見ながら作成せねばならず、掲載スペース、文字数も一律です。  

また、転職求人サイトによっては、掲載基準や審査を厳しく設けているところもあり、いわゆるブラック企業や架空会社など、場合によっては申込みしたいと連絡があっても掲載を断るケースもあります  

 

求人情報はどうやって作成される?

通常、転職求人サイトの営業スタッフが担当につき、細かな打ち合わせを行います。

例えば、今回の募集の背景や理由、仕事内容、欲しい人材のタイプ、必要なスキルや資格、給与、賞与、キャリアアップなどです。  

今回の募集に似ている過去の他社原稿なども参考にし、職種・業種・会社規模・時期など、あらゆるデータを加味して、どんな原稿にすべきか?どれくらいの期間にするか?どの大きさで掲載するか?といったことも決めていきます。

あわせて、採用までのスケジューリングや、応募者への対応の仕方など、コンサルティングまで行うところもあります。  

 

「どんな求人情報にするか?」場合によっては給与変更も!?

実際に原稿を制作するのは、プロの制作担当者のところもあれば、担当営業が行うところもあります。

今回の募集にあたり、PRしたい内容について、先輩社員を取材したり、社内の雰囲気を撮影したりして、原稿を制作していきます。  

その際、例えばあまりに給与が相場より低い場合、応募者が見込めないケースも考えられます。

そういった時は、担当営業が会社の人事担当者に相談。

必要なスキルや資格を、通常より「高め」に設定する代わりに、「給与をUPする」をおすすめしたりします。  

給与以外では、「年齢」や「必須資格」などは見直されることが多いです。

ハローワークや他のサイトとは掲載内容が違う場合は、上記のような理由かもしれません。  

 

転職求人サイトに掲載~いよいよ募集開始

原稿が出来上がったら、会社の人事担当者と最終チェックをし、いよいよ掲載となります。サイトにより異なりますが、新着順やスペースの大きさ順で掲載順序が決められることが多いようです。  

この求人広告が何回閲覧されたか(PV数)、何人応募してきたかなど、会社の人事担当者が、管理できるようになっているものもあります。

もし、掲載期間内に、思うような応募者が集まらなかった場合、原稿を練り直したり、時期を変えることをおすすめして、再度掲載することもあります。  

 

「高い費用を払ってでも人材が欲しい!」これが企業の本音

人材を募集したい会社は、決して安くはない費用を払って、求人広告を出しています。

その理由は、出来るだけ早く採用したかったり、大量募集したかったり、採用が難しい職種だったり、会社そのものの知名度が低かったりと様々ですが、「高い費用を払ってでも優れた人材が欲しい」という思いはどの会社も同じです。

言わば入社前からあなたに「投資」しているようなもの。  

無料で求人票を出せるハローワークという機関もある中、わざわざ有料の転職求人サイトに掲載している会社はそういった意味では「採用熱意」がより高い会社と言えるでしょう。

中には、毎回募集は来るけど、理想の人材が来るまでは掲載する!という会社もあります。  

何気なく見ている求人広告。これまでとちょっと違った視点で見てみるのも、面白いかもしれませんよ。

【関連記事】

Twitterでフォローお願いします