本来、有給休暇を取るときに理由はいりません。理由は「私用」でOKであり、業務に支障が出ない限り会社は拒否する事はできません。
ただ、実際そうは言っても、理由なしの申請では印象はよろしくない。評価が下がる事があっても上がる事はありません。
結局、理由もないしや休みくい・・・で、有給休暇が大量に余って消化しきれない。これではもったいので、私は適当な理由を付けて、ちょびちょび消化しています。
ここでは、私が時々使った事があったり、使えそうな理由を考えてみました。ちょびちょびなので、半休がメインです。よくある親戚の不幸は省きます。
有給休暇の取得理由
子供が熱を出しまして(嘘)・・・
小さいお子様がいらっしゃる方限定。「今日は帰りたい!」って思った時はこういう手段も有効かと。「子供が熱を出して学校に迎えに行って看病しなければならない!」と言えば、ダメと言う人はいないはず。これ、私は実践してませんが、どこかで使おうと思っています。
家の点検・修理
ちょっと前に地震とか台風とか色々ありましたよね。「点検で業者が来るので」って事でやや余計に休みました。年に数回なら、住宅のメンテナンスを理由にするのは使えると思います。
出張時の午後有休
遠方に出張する際、業務終了後に出発したら現地に着くのが遅くなる。ただ、業務終了前だとタイミングが微妙。そういった時は午後を有休にします。さらに・・・
『大学時代の同級生と会ってきます』
などと、言えば効果的。
余裕を持ったスケジュールとなるので、美味しいご飯を食べる時間も出来きて、有意義な出張になります。
体調管理のための午前有休
出張が続いた時の翌日に時々使ってます。丸1日ではなく、午前中のみだと取りやすい。「ちょっとゆっくり出てきます。」って感じで申請します。
旅行に行きます
「お土産買ってくるので行かせて下さい。」
直球勝負ですが、日頃の行いが良いと大丈夫です。毎年続けると、「またか・・・」となり、諦めてくれます。
日常のコミュニケーションが大切
理由は色々ですが、有給休暇を取りやすいかどうかは、日常のコミュニケーション次第です。
仕事が出来る、出来ないというよりは、より良い関係作りが大切。有休を取るという事は、他の誰かに迷惑をかけてしまうかもしれないという事。この点はしっかり認識するようにしましょう。
有給休暇を取りやすい環境を作る!
本音ではみんな有休を使いたい。お互い様の精神があれば、有休を使う事はそれほど、嫌がられないはず。
例えば、自分ばかり有休を使って、横の同僚が使ってなかったら、有休取得を促してみたり、上司に対しても、気遣ってみるのも効果的。先に上司に有休を使ってもらったら自分も取りやすいですよね。
もし、上司が「有給休暇なんていらね~」って言ったら、その時は仕方がありません。自分の有休は主張しましょう。
上司に気を使った部下の有休申請と、そうでない有休申請では、やっぱりちょっと違うものだと思います。
単に権利を主張するのではなく、気配り、気遣いといった、当たり前の事をする事で、結局は自分の居心地の良い環境にする事が出来るんだと思います。