転職活動の第一関門は書類選考です。
転職エージェントを使うと書類選考に通りやすいといった噂が時々聞こえてきます。
私の経験上、これは本当です。
応募条件を満たしてませんでしたが、面接まで進む事も可能です。
そして、さらに書類選考突破率を上げる方法があります。ここでは、その方法を紹介します。
書類選考に通りやすくするには志望動機・応募理由の書き方がポイント
まず、私は採用担当も行っています。採用担当者の視点から見ると、
応募書類の転職理由・応募理由がホントに浅い!
これ、ほとんどの人が該当します。
転職理由・応募理由をしっかり書けば差別化出来るのにこれが出来てない人が非常に多い。
採用する立場としては、志望意欲の高い人材の方が良いのは当然です。役員にも推薦しやすい。迷った場合に志望動機が明確な人とそうでない人のどっちを選ぶかは決まっているよね。
転職エージェントを利用すると企業毎の応募書類作成が難しい
転職エージェントを利用して企業へ応募する場合、概ね次のようになります。
自分で探した企業ではなく、転職エージェントから紹介された企業へ応募します。また、転職エージェントは積極的な応募を促す傾向があります。
明確な応募理由はなく応募しているのが現状なので志望動機が浅いのは当たり前です。結果的に応募者から熱い志望動機を聞いた事はほぼありません。
応募書類に転職理由が書かれている事は稀。なぜならば、事前に登録された書類を企業へ送付しているからです。
本命企業への応募の応募書類の差し替えが必須
さて、本題です。
採用担当者は転職エージェント経由の応募の流れがよく分かっています。応募書類に志望動機・応募理由がないのは仕方がないと思っています。
だからこそ、常識を覆しましょう。応募書類に志望動機・応募書類を記載するのです。そうする事で、明らかに他応募者と差別化できます。
ただ、これって結構面倒です。
応募する際に応募書類を差し替える必要があります。
全ての応募先にこれをするのは大変かもしれませんが、これは!と思った応募先に対しては実践してみてはどうでしょうか?
応募書類を差し替えるには
担当のキャリアアドバイザーにお願いする必要があります。差し替えする事でひと手間かけてしまう事にもなりますので、良好な関係を築いておくのが好ましいでしょう。
また、初回面談時には、転職を真剣に考えている事をしっかり伝えましょう。自分のスキルもしっかり伝え、転職を実現する可能性が高い人材である事もしっかりPRしましょう。
転職エージェントは慈善事業ではありません。転職エージェントにとっても有益な人材であると評価してもらう必要があります。
対応してくれるのはどんな転職エージェント?
差し替えを拒否する転職エージェントはないと思います・・・が、転職希望者視点の親身な対応の転職エージェントの方が好ましいでしょう。最近はWEB上で更新というところがほとんですが、応募のタイミング次第で旧版が企業に送付されるケースもありますのでコミュニケーションがしっかりとれるところがおすすめです。
口コミの実績からはtype転職エージェントがおすすめです。
まず嫌がられる事はないでしょう。ここは関東限定です。全国展開してる大手が安心って方は、マイナビエージェントがおすすめです。
応募理由記入時の注意点
転職希望者が入手できる情報は募集要項とWEBサイトからの情報のみです。次のような手順で調査しましょう。
志望動機・応募理由を聞いて「うーん」と思うのが、他グループの事業内容が記載されているケース。
まあ、同じ会社なので不可ではないんですが、「今回の募集は、その事業では違うんですよ」と説明する必要が生じます。当然、それに返答する必要が生じますので、場合によっては、ちょっと空気が悪くなってしまいます。
大手企業にはたくさんの応募があって細かいところまでチェックしていないケースもあるかもしれませんが、特に中小企業の場合は隅々までチェックします(私はチェックする)。
せっかく見てくれるのだから、自分が応募しているグループと他グループの内容が混同しないように注意して記載するようにしましょう。
事業内容がよく分からなかった転職エージェントに聞くようにしよう!転職エージェントは企業から直接話を聞いているので、求める人物像も把握しています。